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意外な発見
2007 / 02 / 28 ( Wed )
夕焼け

前日は風が強くて空はすっかり灰色になり波も高くなっていたけど
なんともいえぬ幻想的な夕焼けをホテルの部屋からたっぷり見ることが出来た。
この微妙な色合いと光の広がり。静かに心に染みてくるような感じだった。
目が離せなくなって長い間眺めていた。

旅行二日目は伊良湖岬と鳥羽。
海を見ながらゆっくりと朝食をとった後、港まで歩いた。
恋路が浜を歩いたり、島崎藤村の「椰子の実」の歌碑を見ようと菜の花バスという無料循環バスに乗った。
菜の花

日出の石門から岬に向かって、荒波の打ち寄せる太平洋を見ながら遊歩道と砂浜をてくてく歩く。
石門

一生懸命デジカメで撮ったけど、シャッターを押してからのタイムラグが大きくて
なかなかうまくいかない。
ここには藤村の歌にちなんで、椰子の実クラブというのがあって、椰子の実を買って石垣島から流してもらい、漂着するのを待つ。
もちろん椰子の実には識別用のプレートをつけて、流すのも漂着を確認するのも代行してくれる。
漂着が確認されると、歌碑のある広場の掲示板に名前が載り、希望すれば椰子の木を記念植樹してもらえるようだ。でも漂着率は年にもよるがあまりよくないみたい。100投しても漂着は一桁台。
広場でモンベルのウェアに身を包んだ年配の一団に出合い、その服装では
汚れるかもしれませんよと親切に言っていただいたのだが、なんとかなるだろうと
持ち前の気楽さで突き進んだわたしたち。
遊歩道は崖の上にあって、だんだん浜まで下がっていくのだが、浜に下りるところは
テトラポットが突き出ていて、ちょっとサバイバルだった。
が、お互い助け合っておばちゃんたちも無事着地。
波

後は延々約1kmの海岸を話をしたり、石を拾ってみたり、波を見たり
写真を撮ってみたり、いろいろしながらぶらぶら歩く。
砂紋


フェリーに乗るとみんなほどなく睡眠タイム。
鳥羽に着いて遅めの昼食。前日から運動量の割りに摂取量が多かったので
みんな軽く丼や伊勢うどんですませる。とはいえ、焼き大アサリで軽く一杯
電車の時間までさてどうしようかと外へ出ると、鳥羽城跡やお寺などの案内板があった。
その中に「鳥羽みなとまち文学館」というのがあった。
池田準一という画家・風俗研究家の生家が文学館として公開されている。
この人は実は14歳で竹久夢二に師事し江戸川乱歩とは
ずっと男色研究なんてのをやってたそうだ。
そんなわけで、土間にはこの人の著書や画が並べられ、中庭を抜けた奥には
江戸川乱歩の展示室があった。
そして小さいながらも蔵があって、そこには「人でなしの恋」のイメージがディスプレイされていた。
吹き抜けの天井に渡された木の上に大きな長持。
クラフト作家による紙人形で大きなケースの中に障子と長持の前にたたずむ女の人。舞台朗読で見たのとそっくりのシーンだった。
わたしは江戸川乱歩の作品は1つも読んだことがないけど
「人でなしの恋」は舞台朗読を聴いたのでとても印象に残っている。
若い女が嫁いだ男は人嫌いで変わった性格。やがて男は妻を差し置いて
蔵に見つけたなまめかしい京人形に恋をして夜な夜な通う。それを
妻である女が淡々と語っていく。おどろおどろして不気味な話だ。
が、最後は「人で無し」と「ひとでなし」の語呂合わせにふっと笑みがこぼれる。

まぁ、鳥羽市の小さな路地の奥にこんな年季の入った文学館があるとは
驚いたが、楽しい発見の旅だった。
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20 : 14 : 14 | | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
<<~(ほにゃらら)のおかあさん | ホーム | 「ごんぎつね」の里>>
コメント
旅行、良いですね~♪
夕焼けが本当にすごぉい!

リフレッシュできましたか?

一つ前の「ごんぎつねの里」やこの文学館なども面白そうですね。私は文学館や美術館はじっくり見るのが好きだったけど、子供が出来てからはすっかり遠ざかってしまったかも・・・
江戸川乱歩、実は結構好きだったので(笑)ちょっと興味あるかもー(^o^;
by: めぐ * 2007/02/28 21:47 * URL [ 編集] | page top↑

>めぐさん
この日の午後はずっと曇って天気悪かったのに、夕焼けは
素晴らしくきれいでした。
子供が一緒だとどうしてもゆっくり見たりできないし、それ以前に
連れて行くのに躊躇しちゃいますね。この旅行ではだんなが
子供とおばあちゃんちに行ってくれたのでゆっくりできました。
江戸川乱歩お好きなんですね。わたしはホラー小説は怖くて
読めないので読んだことないのだ。
江戸川乱歩の記念館はちゃんと東京にあるらしいですが
ここでも作品の閲覧もできるようになってたし、小さいながらも
家の裏手は全部乱歩の展示になってましたよ。
リンク張り替えたのでよかったら見てくださいね。

by: 圭 * 2007/02/28 23:33 * URL [ 編集] | page top↑

(↑のコメント)
あ、家族旅行なのかと思っていたけど、そうではなかったのね。
子連れにしては記念館やら文学館やら、優雅な旅行だなあ、交代で見たのかな?なんて思っていたの。

夕焼けの写真、きれいだなあ・・・。
海に沈む夕陽が見れるのかな? それとも、向こうに見えるのは陸地?
菜の花が咲いていたり、なんだかもう春の海という風情だねえ。
私も春の海を見にいきたくなりました。(^^)
by: ayano * 2007/03/01 09:53 * URL [ 編集] | page top↑

>ayanoさん
今回は恒例の朗読仲間との旅行でした。
だんなは一緒に行っても文学芸術系は興味ないから
子供を頼んだところで間がもたないのだ。
海の向こうは陸地です。鳥羽の方向。
波は高かいしそれなりに寒かったけど、風はそんなに冷たくなくて
春の感じだったよ。
今の時期菜の花畑は観光ポイントの1つになってた。
by: 圭 * 2007/03/01 23:41 * URL [ 編集] | page top↑
夕焼け
きれいね。夕焼け空。
赤々とした太陽が沈む景色もいいけれど
こうやって雲の色がグラデーションになってるのがすきです。
深い藍色とオレンジの境目くらいが一番好き。
ね、白い写真は砂浜だよね。
真っ白できれい。波のあともいいな。
こういうところに足跡をガッとつけると気持よさそう。

今回は友人との旅行なのね。
こうやって子供を預かって旅立たせてくれるご主人様とお母様って優しい人ですね。
私は一度も経験がありません。
必ずついてきます。必ず・・・。
by: うっちゃん * 2007/03/02 01:02 * URL [ 編集] | page top↑

>うっちゃん
そうなのよ。こういうグラデーションは刻々と色も変わっていくし
それがまた神秘的で目が離せない。
砂浜もザクザクとして気持ちよかったよ。
友人つーても50代以上なのだ。それがまたいい、オツなとこ。
だんなにも義父母たちにも感謝感謝です。
by: 圭 * 2007/03/03 00:56 * URL [ 編集] | page top↑
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